Isao Endo  遠藤 功

遠藤功が「現場力」を語るコラムをお届けします

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早稲田大学大学院教授、株式会社ローランド・ベルガー会長を務める遠藤功のプロフィールを紹介します

講演活動についての概要を紹介します

『現場力を鍛える』『見える化』など、遠藤功の書籍を紹介します

各種メディア、各種媒体での掲載とその概要を紹介します

一流のビジネスパーソンを目指す人のための総合型ビジネススクール「カラーズ・ビジネス・カレッジ」を紹介します

「現場学」を研究し、強い現場づくりを目指す遠藤研究室を紹介します

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連載コラム「現場通信」

Weekly現場通信 vol.137 ドラッカー学会大会in浜松

[2012-11-26]

 3連休の初日、11月23日に浜松へ出かけてきました。目的はドラッカー学会の年次大会で講演を行うためです。
 ドラッカーは言わずと知れた経営・社会学者。「マネジメントを発明した男」と呼ばれ、熱狂的な信奉者が世界中にいます。中でも、日本はドラッカーの信奉者が多く、彼の考え方を実践している著名な大企業も数多くあります。
 私自身もドラッカーの本は数多く読んでいます。実際、私の本棚に並んでいる本の著者で一番多いのはドラッカー。(ちなみに、2番目は大前研一さん)今でも、彼の本質を突いた陳腐化しない言葉に驚かされます。
 ドラッカー学会は彼の思想や理論を研究する団体で、研究会や交流会など非常にアクティブに活動されています。今回の年次大会は第7回目。場所は静岡文化芸術大学。当日はなんと500名もの方々が参加されました。
 私の前に講演をされたのは、ABCクッキングスタジオの創立者である志村なるみさん。このお話が抜群に面白かった!

 料理教室の概念を変え、現在では日本全国に25万人もの生徒数を誇る、人気スクールを立ち上げた方です。ガラス張りで外から丸見えの教室やいつでも、どこでも受講できる利便性、女性心をくすぐるメニューの開発、人気によって講師の序列が決まる仕組みなど、新しい仕組みを次々と打ち出してきました。ABCクッキングスタジオの成長の軌跡は、まさにドラッカーの言う「イノベーション」のお手本と言えます。
 その後、私は「ドラッカーと現場力」というテーマでお話をさせてもらいました。ドラッカー理論の根底には、常に「人」があります。『マネジメント』の中で、彼はこう指摘しています。

「マネジメントのほとんどが、あらゆる資源のうち人がもっとも活用されず、その潜在能力も開発されていないことを知っている。(中略)人を資源としてではなく、問題、雑事、費用、脅威として扱っている。」

 私の研究テーマである「現場力」は、まさに現場で働く人たちの能力や意欲をいかに最大化するかというのが目的です。人の活用、活性化という意味で、私とドラッカーは重なっていると言えます。
 今大会の実行委員長は、都田建設社長の蓬台浩明さん。『社員をバーベキューに行かせよう!』という本でも有名です。都田建設のユニークな取り組みは私の「現場千本ノック」第13話で紹介していますので、是非お読みください。(gemba-senbonknock.com/2011/0107/1038.html)
 当日は都田建設の社員の皆さんが総動員で、大会の運営をサポートされていました。明るく、元気で、キビキビとしていて、とても気持ちよくお話をさせていただくことができました。ありがとうございました!

[今週の出会い]

 早稲田大学ビジネススクール・遠藤ゼミに来年から参加するメンバーが決定し、顔合わせ兼懇親会を行いました。新ゼミ生は8名。なんとその内4名は女性!今のところ女性陣に煽られていますが、男女ともガッツ溢れるメンバーばかりです。
 少し前に誕生日を迎えた杉村さんのために、バースディケーキが用意されていました。その気遣いが素晴らしい!
 ワインが何本空いたやら・・・。初回からエンジン全開!はたして、私の体力が持つか、いささか心配です・・・。

[今週のシナ]

 先週チラッとお話しましたが、シナの体に異変が!左脚におできらしきものができ、心配なのでペット病院で切除してきました。
 切除のため、足の毛を剃ると、おできは予想以上に大きいのでびっくり!全身麻酔をして、手術は無事に終わりましたが、患部は紫色のバンデージで固定されてしまいました。
 歩くのに不自由はないようで、ちゃんと散歩もしていますが、外見上は痛々しく見えます。切除したおできは、現在病理検査中。悪性のものでないことを祈っています・・・。