Isao Endo  遠藤 功

遠藤功が「現場力」を語るコラムをお届けします

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連載コラム「現場通信」

Weekly現場通信 vol.223 アンコールワット

[2014-09-22]

 先々週から先週にかけて社外役員としての仕事でベトナムとカンボジアを訪問してきました。ベトナムはこれまでに何度か訪ねていますが、カンボジアは初めて。これまでに約70の国々を訪ねてきましたが、今でも初めての国はワクワクします。
 それぞれの国の工場や営業拠点を訪ね、現地の状況について話を伺い、ディスカッションをしてきました。現地現物でのやりとりはやはり刺激たっぷりです。
 日曜にはアンコールワット遺跡を駆け足で訪ねてきました。ハノイからシェムリアップまで約2時間。タラップで飛行機を降りると、空港の建物までのんびりと歩いて移動。流れている空気感がまったく違います。
 空港からしばらく車で走ると、すぐシェムリアップの街中に入ります。次から次に大型ホテルが立ち並んでいます。やたらとハングル文字が目立ちます。中には、平壌冷麺のレストランも。
 あとから聞くと、インチョンからシェムリアップには直行便が飛んでおり、アンコールワットは韓国人に大人気だとか。確かに、私が宿泊したホテルでも韓国からの団体さんが目立ちました。

 翌日、朝から約半日かけて、遺跡を回りました。遺跡群はとても数が多いので、1日やそこらではとても回り切れません。今回は初心者用でも楽しめるメインの3ヶ所に的を絞りました。
 メインのアンコールワット遺跡、バイヨン遺跡、そしてタ・プロム遺跡の3ヶ所です。一言で感想を言うと、「やはりアンコールワットはすごい!」。
 世界遺産といっても、「これが本当に世界遺産?」と思うようなものもけっして少なくありません。しかし、アンコールワットはさすがに別格!歴史的にみても、文化・芸術的に見ても、そして規模や多様性から見ても、これほどのものはそうはありません。
 これらの建造物が12世紀に建てられ、栄華を極めた後に、忘れ去られ、ジャングルと化す。その後、発見された後も戦禍にまみれ、破壊が繰り返されました。遺跡の素晴らしさもさることながら、そのストーリー性に魅了されます。
 回廊のレリーフが素晴らしいアンコールワットや四面仏が有名なバイヨンも素晴らしいのですが、最も衝撃的だったのはタ・プロム寺院。巨木が寺院を呑み込むように侵食し、「破壊美」とでもいう強烈な印象を残します。


 私は観ていませんが、アンジェリーナ・ジョリー主演の「トゥームレイダー」の撮影場所になり、話題になったそうです。人間の建造物と自然がつくり出すこの空間は映画のセットでは再現できないでしょう。近いうちに映画も観たいと思っています。
 駆け足でしたが、アンコールワットの凄さと奥深さを垣間見た訪問でした。今度は是非一度ゆっくりと再訪したいと思います。

[今週の出会い]

 ハノイで夕食を終え、外へ出ると、歩道がオープンレストランへと変貌していました。そこには小さないけすがあり、生きたエビなどの海産物が入れられています。それをその場で調理して出してくれるようです。
 結構繁盛しているようで、みんな美味しそうに夕食を楽しんでいました。お腹が一杯でなければ、海老を香菜で炒めたものとビールで一杯やりたいところでした。

[今週のシナ]

 散歩中のペットカフェでお利口に椅子に座るシナの後姿です。秋らしい気候になったので、シナは軽快に散歩を楽しんでいます。これから少しずつ散歩の時間も長くしていこうと思っています。