Isao Endo  遠藤 功

遠藤功が「現場力」を語るコラムをお届けします

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早稲田大学大学院教授、株式会社ローランド・ベルガー会長を務める遠藤功のプロフィールを紹介します

講演活動についての概要を紹介します

『現場力を鍛える』『見える化』など、遠藤功の書籍を紹介します

各種メディア、各種媒体での掲載とその概要を紹介します

一流のビジネスパーソンを目指す人のための総合型ビジネススクール「カラーズ・ビジネス・カレッジ」を紹介します

「現場学」を研究し、強い現場づくりを目指す遠藤研究室を紹介します

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連載コラム「現場通信」

Weekly現場通信 vol.264 磐田、前橋、そして札幌

[2015-08-03]

 先週は社外役員を務めている企業での会議が集中し、全国を飛び回る1週間でした。私は様々な業種の企業で社外役員を務めています。素材メーカー、完成品メーカー、金融、流通、IT。業界は違うといえど、経済活動はつながっています。色々な角度、視点から物事を見たり、考えたりするので、とても刺激的です。
 月曜は損保ジャパンで取締役会の事前説明会。損保ジャパンでは取締役会が開催される前に社外役員、社外監査役を集め、事前に取締役会の議題に対する説明、意見交換を行っています。こうした事前説明会を丁寧に行っている会社は少ないかもしれません。
 通常の取締役会では議論の時間も限られており、なかなか突っ込んだ発言、議論をするのは難しい面があります。独立した社外役員の声を経営に真に活かそうとするのであれば、こうした取り組み、努力は必要だと思っています。
 火曜は静岡県磐田市のヤマハ発動機の取締役会に出席。水曜は午前中、セブン&アイホールディングス本社を訪ね、鈴木敏文会長と対談させていただきました。同社が刊行している『四季報』という広報誌の対談企画のためです。
 鈴木会長と言えば、「流通最後のカリスマ」と評される偉大な経営者。対談相手も務めさせていただくのは、身に余る光栄です。
1時間の対談で学ぶことが数多くあったのですが、鈴木会長が強調されていたのは「社風」の大切さでした。セブン‐イレブンがなぜ強いのかというと、一人ひとりの社員が自分で考え、実践し、そこから学ぶということが「社風」にまで高まっていることだと指摘されています。
 仕組みや教育は真似ができても、「社風」を真似することはできません。40年に亘って積み上げてきたものが、他社が真似できない圧倒的な優位性につながっているのです。
 水曜午後は群馬県前橋市に移動。群馬経済同友会の会合に招かれて、講演をさせていただきました。

 木曜は損保ジャパンで取締役会。その夜は、アークヒルズクラブでローランド・ベルガーの中途採用のイベントに参加。現在、ローランド・ベルガーは更なる成長のため、中途採用者のリクルーティングに力を入れています。
 15年前、私が入社した時の東京オフィスは10人足らず。コンサルタントの数はわずか数名でした。今では100名規模のオフィスにまで拡大しましたが、まだまだ発展途上であり、成長のためには「新しい血」が必要です。
 コンサルタントとはどういう仕事なのか、なぜコンサルタントを26年も続けているのか、ローランド・ベルガーとは一体どんな会社なのか、私の体験談をもとにお話し、その後懇親会で色々な方とお話をさせていただきました。ローランド・ベルガーは今、意欲ある若い力を求めています。
 金曜は日新製鋼の取締役会に出席。そして、土曜は札幌でコープさっぽろの理事会に出席。1週間を締め括りました。刺激的な1週間でした。

[今週の出会い]

 札幌出張の際、紀伊国屋書店に立ち寄ると、私の新刊『ガリガリ君が教える!赤城乳業のすごい仕事術』が陳列されていました。この本はコンビニ中心で売られると思っていたので、書店で発見して嬉しかったです。
 この本は『言える化』をベースに分かりやすく、読みやすく再編集したものです。読み物としては『言える化』がお薦めですが、役に立つ実務書としてはこちらの方がとっつきやすいかもしれません。是非ご一読ください。

[今週のシナ]

 仰向けにされて、肉球をいじられるシナです。普通の犬は肉球をいじられるのを嫌がるのですが、シナは全然平気です。
 近くに住む元気な3人兄弟はシナととても仲良しです。一番年下の幼稚園生は、シナと会うたびに「肉球触りたい!」と言ってきます。この前は、肉球を触りながら、「これ、とれるの?」と興味津々!シナの肉球が狙われています・・・。