Isao Endo  遠藤 功

遠藤功が「現場力」を語るコラムをお届けします

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早稲田大学大学院教授、株式会社ローランド・ベルガー会長を務める遠藤功のプロフィールを紹介します

講演活動についての概要を紹介します

『現場力を鍛える』『見える化』など、遠藤功の書籍を紹介します

各種メディア、各種媒体での掲載とその概要を紹介します

一流のビジネスパーソンを目指す人のための総合型ビジネススクール「カラーズ・ビジネス・カレッジ」を紹介します

「現場学」を研究し、強い現場づくりを目指す遠藤研究室を紹介します

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連載コラム「現場通信」

Weekly現場通信 vol.266 執筆の夏休み

[2015-08-20]

 8月10日の週は、ほぼ1週間夏休みをいただきました。といっても、どこかに出掛けたわけではなく、自宅で執筆に専念する日々でした。
 現在、2冊の執筆、執筆準備に追われています。ここ数年、夏休みは毎年同じように過ごしています。
 現在進行中の1冊目は、このコラムでも以前紹介しましたが、ローランド・ベルガーのグローバルCEOであるシャレドア・ブエとの共著本です。シャレドアは昨年『Light Footprint Management』という本を出版し、欧米で話題になっています。
 この本の中で、シャレドアは「現場」や「現場力」について言及しています。絶え間なく変化し、先が読めない時代においては、変化に晒されている現場が主体的、自律的に考え、行動することが大事だと彼は主張しています。
 彼とやり取りする中で、LFP(Light Footprintの略)と現場力についての本を一緒に出そうということになり、準備を進めてきました。欧州と日本の企業の事例研究も加えています。
 その本の原稿がようやくほぼ終わりました。写真は執筆中の原稿をプリントアウトしたものです。LFPとは「並外れた敏捷性」(extreme agility)を手に入れることだと、私は考えています。
 今の世の中、「遅い」は致命傷です。どうすれば素早く、回転の速い会社になることができるかのヒントが詰まった本になると思います。この本は10月にはPHP研究所から出版の予定です。
 2冊目の本は、ようやく準備に取り掛かったところです。この本についてもこのコラムで以前に紹介しましたが、人気のローカル線・五能線についての本です。
 といっても、鉄道マニア向けの本ではなく、五能線を運行するJR東日本秋田支社を中心とした現場力について紹介するビジネスノンフィクションの本になる予定です。
 五能線は今でこそ日本で最も人気のあるローカル線となり、五能線の人気列車「リゾートしらかみ」は日本で一番切符が手に入らないローカル列車と言われています。
 五能線をこうした観光列車に押し上げたのは、間違いなく秋田支社と地域の自治体、地元企業などの現場力です。JR東日本には12の支社がありますが、秋田支社は収入ベースで見ると一番小さな支社です。
その秋田支社が自助努力、現場の知恵で五能線を人気の観光路線へと高めてきました。そうしたインサイドストーリーを現場の目線で描いていきたいと思っています。
 今年の3月、そして7月に取材の旅にも出掛けました。9月末にもゼミ合宿を兼ねて、3度目の取材に赴く予定です。今は関連する資料を読み込み、全体の構成などを練っています。
 出版は来年春の予定です。こちらもPHPから出版されます。お楽しみに!

[今週の出会い]

 束の間の夏休みに唯一出掛けたのが、谷中です。近くの千駄木で用事があったので、久しぶりに谷中商店街をぶらついてきました。最近は谷根千ブームで観光客が押し寄せている谷中ですが、この日も猛暑の中、外国人観光客を中心に大いに賑わっていました。
 日暮里駅近くにあるあずま屋でひと休み。50年変わらないというソフトクリームあんみつを食してきました。炎天下の散策の後の、甘味は最高です!

[今週のシナ]

 シナは腰を痛めてしまいました(涙)。いつもなら身軽に飛び乗るソファにもジャンプせず、おかしいなと思っていたら、案の定、腰に痛みがあるようです。
 以前にも腰を痛めたことがあるので、再発です。しばらくは安静が必要で、散歩にも行けません・・・。ソファでうずくまって、おとなしくしています。早くよくなることを願っています。