Isao Endo  遠藤 功

遠藤功が「現場力」を語るコラムをお届けします

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早稲田大学大学院教授、株式会社ローランド・ベルガー会長を務める遠藤功のプロフィールを紹介します

講演活動についての概要を紹介します

『現場力を鍛える』『見える化』など、遠藤功の書籍を紹介します

各種メディア、各種媒体での掲載とその概要を紹介します

一流のビジネスパーソンを目指す人のための総合型ビジネススクール「カラーズ・ビジネス・カレッジ」を紹介します

「現場学」を研究し、強い現場づくりを目指す遠藤研究室を紹介します

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連載コラム「現場通信」

Weekly現場通信 vol.314 マザーハウスのFamily Day

[2016-08-29]

 先々週の金曜日、マザーハウスのイベントに参加してきました。マザーハウスはこのコラムでも度々紹介していますが、「途上国から世界に通用するブランドをつくる。」を基本理念に、社長の山口絵理子さんが立ち上げた会社です。
今ではバングラデシュでバッグを、ネパールでストールを、そしてインドネシアでジュエリーを生産し、日本国内だけでなく台湾、香港でも販売し、着実に成長しています。
 マザーハウスは今年、10周年を迎えました。私はその過程をずっと見てきました。ひとりの人間の思いから始まったことが、こうして形になり、広がり、深くなっていく様子を間近で見て、たくさんのことを感じ、学ばせてもらいました。
 まだまだ小さな会社ですが、思いと愛と情熱に溢れるとても「あったかい会社」です。経営としてはまだまだ未熟なところはありますが、それは経験を積むことによって克服できます。成長しても、「あったかい会社」であり続けてほしいと心から願っています。

マザーハウスはお客様を対象にしたサンクスイベントを毎年開催しています。これもこの会社の「あったかさ」のひとつの表れです。
今年は10周年ということもあり、8月17日、18日、そして20日の3日間に亘って盛大に行われました。このイベントのために、バングラデシュ、ネパール、インドネシアから現地の職人たちが来日。イベントではその匠の技を披露したり、モノづくりを体験するような企画が次々に行われ、顧客との交流が繰り広げられました。
私はその合い間に行われた「Family Day」の日に参加してきました。これはマザーハウスで働く社員の家族を対象にしたイベント。今回が初めての開催です。
70人もの人が参加し、会場となった本店は満席。社員のお父さん、お母さんを中心に、赤ちゃんまで参加し、なんともいい雰囲気でイベントはスタートしました。会場の設営、接客、誘導などはスタッフたちが手際よく行い、手作り感満載です。
副社長の山崎大祐さんが進行役を務め、山口さんがこれまでのヒストリーを語り、来日している職人たちを紹介しました。私は他の用事があったので、途中で抜けざるをえなかったのですが、参加された家族の人たちの笑顔を見て、「とてもいいイベントだな~」と感動しました。
大企業の中には、子どもたちが「お父さんが働いている職場を見学する」などの企画を実施する会社が増えています。私はこうした流れは、これからの日本においてとても大事なことだと思っています。

人を大切にするというのは、単に社員を大切にするというだけではありません。社員を支える家族にまで目配せをし、家族との絆、信頼関係をつくっていく。それが社員のやる気や誇りにもつながるはずです。
「大家族主義」に立ち返ることの大事さを、改めてマザーハウスから教えてもらいました。

[今週の出会い]

 TBSの人気キャラクター「ぐでたま」が包装紙になったお土産をいただきました。中身は何かなと思って開けてみると、文明堂のカステラ。カステラにも「ぐでたま」が描かれています。ナイフを入れるのにちょっとだけ躊躇しましたが、美味しくいただきました。

[今週のシナ]

 トリミングにいったばかりのシナはまだフカフカです。スリスリしていると、本当に気持ちがいい!あまりしつこくすると逃げ出すので、ほどほどにしています。